♯3 【機会損失】

 「せっかくチャンスを逃してはならない」とよく言われますが、重々承知はしているのにもかかわらず行動に移せないのが実情です。

 

    iFinanceによると、機会損失とは、「稼ぎ損ない」や「儲け損ない」のことをいい、実際の取引(売買)で発生した損失ではなく、最善の意思決定をしないことによって、より多くの利益を得る機会を逃すことで生じる損失を指すと説明されています。

参照:(https://www.ifinance.ne.jp/glossary/business/bus063.html

 

   果たして、

よく考えてから行動!

なのか、、、

考える前に行動!

なのか、、、

 

    物事に対する判断は感覚が研ぎ澄まされていないとできない??のではないでしょうか。

 

    たしかに、瞬時に考える、同時に色々なパターンを想定する、的確な意思決定といった技術が必要であり、知識や経験が求められてしまいます。

 

    やはり、機会損失を避けるためには、トレーニングが要るんです。直感で判断して良いのか、情報を吟味して慎重に判断するべきかは容易に決められません。

 

    また、他人に機会損失の現状を伝える際にも要点があります。

 

・機会損失を指摘されても腑に落ちない

・気持ちがついていかない

・判断がつかない

・現状維持で良いと思い込んでしまう。

 

    この負のスパイラルを回避するために、相手に価値観を押し付けて、使役するのではなく、、、

   頭の中に「ゆとり」を実感してもらえるように、言葉がけを続けるとお互いに余裕が生まれてくるというイメージです。

 

    そこで、まずは、パーソナル・ブランディングの基本である

 

   「どうなりたいか?」

   「どう魅せたいか?」

   「どのように憶えられたいか?」

 

    これらの質問を通して、何が大切なのか自分の軸を認識することから取り掛かります。

 

    そうすれば、問題が徐々に認識されて、頭の中の整理ができるようになるのです。

 

     何が要らないのか?

     何を捨てるのか?

     何が要るのか?

     何を保存するのか?

     何を加えるのか?

     何が欲しいのか?

 

    などのように問いかけを続けると、「ゆとり」が見えてくるので、チャンスを逃さずに取り入れることも可能になり、もしかすると新しいアイデアさえも浮かんでくるかもしれません。